【君の膵臓をたべたい】をレビュー。普通に泣けたけど読むのがちょっとキツくもあった。
どうも。カモジロです。
タイトル通り小説【君の膵臓を食べたい】
の読んだ感想を、ネタバレしない程度に書いていきます。
※冒頭で「ネタバレしない」と書きましたが、
夏公開の映画のホームページにとても軽くですが、ネタバレ要素がありました。
そのことについて記事後半の2017年夏、映画公開!の見出しより後でツッコミを入れています。
なので100%フラットな状態で読みたいという方は2017年夏、映画公開!の見出しより下は見ない方がいいです。
君の膵臓を食べたい
とは、住野よるさん著書の小説です。
どんな内容か
膵臓の病気で余命が残り僅かな女子高生ヒロインと、
世の中に冷めてる男子高生主人公の話しです。
ザックリしすぎだけどこんな感じなんだよ。
ヒロインの病気は両親以外に知っている人はいない
主人公はヒロインと同じクラスだけれど、病気の話しどころか全く関わることもなかった
そんな主人公がとあるキッカケでヒロインの病気のことを知り、そこから全く関わることのなかったヒロインと色々なことを行い、色々なことを知っていくんだよ。
この小説の世界では病気を治す技術は進歩していないけれど痛みを無くす技術は進歩しているらしく、
ヒロインは病気だけれど普通の学校生活を過ごしているんだよ。
ヒロインは残りの命をどう消費していくのか。
主人公はもうすぐ消えてしまうヒロインの命をどう思い、どう接していくのか。
なんて所が読みどころになるんじゃなかろうか。
普通に泣いた。
いやね、泣くよそれは。つられて泣けるよそこは。
っていうシーンが最後の方にあります。
だけれど読むのがキツイところも……
個人的に主人公のキャラクターが少々痛々しくて最初の方は読むのがキツかったです。
- 周りを冷めた目で見ている。
- 本が大好きで回りくどい言い回しをする。
- ヒロインに振り回されても普通に着いていく。
俗に言うやれやれ系ってやつかな?
そんな主人公だからこそ成り立つ物語
ではあるのだけれど、ちょっとキツかったかなぁって感じです。
まとめ
個人的にはちょっと読むのがキツかったところもあるのですが、普通に泣ける作品なので読んでみる価値は高し!!
「どうせ男女でくっついた後に女が病気で亡くなってウエーン!!(T_T)
ってなって、男が俺はずっと忘れないよ...キリッ(`・ω・´)って結末でしょ?」
なんて思っているそこの貴方、そんな貴方こそ読んでみて欲しい。
(正直、僕もそう思ってた。マジごめんなさい。)
ガンガン読み進めていったらまさかの結末に
ってなりますよ。
2017年夏、映画公開!
※これより先若干のネタバレ注意
映画は主人公の過去(学生時代)と現在(大人になってから)
という2つの時間軸で描かれるみたいです。
原作と違うかも!正直不安だぞ!
公式サイトで配役が見られるのですが、
それでね、ツッコミたいところがあって
現在(大人)のヒロインの配役が出てないんですよ。
北川景子さん?桜良(ヒロイン)じゃないよ。
恭子っていう桜良の友達役だよ。
桜良の現在(大人)の配役がない?
……軽くネタバレしてね?
ということで
多分タイトルのインパクトもあって話題の映画となるでしょう!!
そんなインパクトの強い
“君の膵臓を食べたい”
というワードの意味は、
ぜひ貴方が読んで確かめてみて下せい!!
ぜひぜひチッックしてみて下せい!!
おわり